nz はじめての南半球
11/28 カセドラル・コーブ・トレッキング
すっきり目が覚めました。
別に、部屋が寒かったわけじゃなかったんだって分かりました。昨日は単に寒気がしていただけだったらしい。
この日は朝食に、スモークサーモンとトマトスライス、甘いパンとイチゴという赤くて豪勢なメニューを作成。
朝弱くてバナナとヨーグルトと紅茶だけの相方は、「朝からよくそんな生臭いの食べるね…」とため息をついていました。
この日はタイトルどおり、カテドラル・コーブのトレッキングツアーです。朝、ホテルにガイドさんが迎えに来るということで、ロビーで待っていると、日本人の男性がやってきました。
ガイドが日本人だ!って二人して驚いてしまいました。
そしてドライバーは中国の人(日本語堪能)で、明るくてニュージーランド事情に詳しい。なんか車の中で4人して話が弾みました。
車を降りて、そこから海辺の細い道を一時間ばかりトレッキング。風が強かったしアップダウンがあって少々苦戦。途中、ティーツリーという木が生えていて、ガイドさんが「その木はアロマにも使われていて、いい匂いがするんですよ」って教えてくれたので、葉っぱを手の甲にこすりつけてみたところ、本当にとってもいい香でした。
その香をかぎながら疲労と戦いつつ踏破。
カテドラル・コーブに着きました。
カテドラル・コーブは直訳すると大聖堂洞窟…(センスない)
ここは静かで小さなビーチになっていて、二つのビーチをつなぐようにこんな洞窟ができているのです。
この洞窟は、映画『ナルニア国物語 カスピアン王子の角笛』で、四兄弟がナルニアに戻ってくるシーンで使われた…とか。見てないから知らないけど。
本では読んだけど。確か四人がついたのはどっかの島で……いやそんなことはどうでもいいのか。
てなわけで、映画と似たこんな構図の写真が人気だそうです(笑)
背景になっているけど、ここのビーチが本当に静かでヒトがいなくていいんですよ。
次々に人はこの洞窟を見にやってくるんですが、少し休むと去っていくから混まない。
ビーチから駐車場に戻る道は、来たときとはちょっと違うアドベンチャーな道を通りました。舗装された道を外れて、ワイルドなほうの舗装されていない道を選んだのでした。
途中、ガイドさんが↑の写真を撮ってくれました。どうもガイドさんはここの景色が気に入っているようす。確かに、薄暗い森の中、鮮やかにグリーンの苔が地面をおおい、そこに細い木漏れ日が差す神秘的な風景です。
デジカメでは薄暗くは撮れていないのですが。
この後は、200歳くらいのカウリの木を見物し、お昼ご飯を食べ、パク山という低めの山に登ってオークランド近郊を見渡しました。
残念ながらメモリがいっぱいすぎて写真は撮れませんでした。
このお昼ご飯というのが、地元でも評判のおいしいカフェで、フリーウェイ沿いに何気なく営業しているのですが、おいしかった〜。
サンドイッチとサラダ、紅茶、そしてレモンケーキ。すべて自家製。とくにこのレモンケーキが忘れられないおいしさでした。
それに雰囲気もとっても良かった。
ご飯ができてくるまで裏の庭を散歩していたんですが、庭にはプラムやびわの木が生え、馬がいました。ちょうど季節でびわがなっていて、地面に落ちているびわを拾って馬にあげたら、すごい勢いで食べようとして下に落っことしていました。柵のせいで地面のびわは食べられない馬。
プラムの季節にはケーキにプラムを使うそうです。
パク山を降りたらドライバーさんが車を修理していました。パンクしたらしい。
ガイドさんとドライバーさんは「お待たせしてスイマセン」っ謝っていましたが、私も相方も興味津々で見ていました。
あんまりパンクしたタイヤをスペアタイヤに代える作業って見る機会ないですしね。
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